はじめに
今回、真皇杯中四国予選でベスト8に入ることができ、ここ1年の間にオフ大会にもたくさん出場するようになったので、初めて記事を書こうと思いました。
対戦振り返り
使用構築
グラードンを使った理由
わーてるさん@wartale_23からグラードンを試してみてくれと頼まれ、最初は全く期待せずにランクマッチで試運転をしました。当初の予定では白馬バドレックスまたはミライドンで予選に参加するつもりだったのですが、ミライドンにはほとんど負けなかったことと対面的な黒馬バドレックスには有利に戦えることを評価し、最近のランクマッチ、オフ会でミライドンと黒馬バドレックスの使用率が圧倒的に高いと感じたため、チョッキグラードンを軸とした晴れトリルを使用しました。
個体紹介
グラードン
テラスタイプ:炎
持ち物:突撃チョッキ
特性:ひでり
性格:いじっぱり
207(252)-220(236)↑-160-*↓-113(20)-110
技:ヒートスタンプ/地震/アームハンマー/じわれ
今大会この構築のMVP。
黒馬バドレックスに対して仕事ができるようにアスビ2耐え調整。物理方面に関しては元々高いステータスを持っており、物理禁伝筆頭のコライドン、ザシアンの攻撃を等倍ではいくらHBに振っても2耐え出来ないため、余りをすべてAに振り、火力重視にした。
テラスタイプは氷と草を半減し、ヒートスタンプの火力を上げることのできる炎にした。
技はヒートスタンプと地震の他にディンルー、ガチグマに打つアームハンマーを採用。構築的に受けサイクルを崩す手段が少なかったためじわれを採用。基本的にじわれは高耐久ポケモン用と最終手段。
ブロック予選、決勝トーナメントともにコライドンに1回も当たらなかったためほとんどのバトルに選出することができた。初の決勝トーナメントに導いてくれた立役者。
ハバタクカミ
テラスタイプ:水
持ち物:ジャポの実
特性:古代活性
性格:ずぶとい
161(244)-*↓-115(236)↑-156(4)-156(4)-158(20)
技:ムーンフォース/祟り目/マジカルフレイム/でんじは
グラードンに対して初手に出てくる襷パオジアン、ウーラオスに強く、晴れとの相性の良いジャポの実を持たせたハバタクカミをグラードンの相棒とした。ただ、初手のパオジアンに氷柱落としで怯まされるとゲームエンドしかねないのでパオジアン対策は他でしたほうが良かったかもしれない。晴れを展開した後にスイーパーにもなれる万能ポケモン。HBに振ることでグラードンの苦手な一般物理ポケモンに強く出られる。
ウネルミナモ
テラスタイプ:水
持ち物:拘り眼鏡
特性:古代活性
性格:おくびょう
174-92↓-113(12)-176(244)-103-177(252)↑
技:ハイドロスチーム/流星群/クイックターン/ウェザーボール
古代活性でSが上がるようにCSを調整。いのちのたまでは倒せないポケモンが多く存在し、より相手に負荷のかかる眼鏡を持たせた。スカーフを持っていない高速アタッカーの上から高火力のハイドロスチームを叩き込む動きができれば強い。
クレセリア
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:オボンの実
特性:ふゆう
性格:ずぶとい
227(252)-*↓-176(236)↑-95-143(20)-97
技:ムーンフォース/トリックルーム/スキルスワップ/三日月の舞
意外と器用な立ち回りが必要になるポケモン。トリックルームはなるべく使わずにスキルスワップで強い特性を奪って戦う。(なめて出てくるカイリューとグライオンに打つ)三日月の舞からグラードンを再展開する動きは言うまでもなく強い。昔から使っているクレセリアの流用ではあるが、物理ポケモンに対してのクッションとして今でも十分に戦えた。主にザシアンへの切り替えしでトリックルームを展開していく。
ガチグマ(アカツキ)
テラスタイプ:ノーマル
持ち物:シルクのスカーフ
特性:しんがん
性格:ひかえめ
219(244)-*↓-140-198(196)↑-91(48)-75(20)
技:ブラッドムーン/ハイパーボイス/月の光/真空波
この構築第2のエース。トリックルーム愛好家としていつもお世話になっているポケモン。グラードンが鋼タイプに強いため、ブラッドムーンの通りが良かった。トリックルームを主体に戦うことが少ない関係上、Sは最遅にしていない。月の光はグラードンの晴れと相性が良く、HP管理をしながらサイクルを回すこともできた。
パオジアン
テラスタイプ:電気
持ち物:気合の襷
特性:災いの剣
性格:いじっぱり
155-189(252)↑-101(4)-*↓-85-187(252)
技:氷柱落とし/不意打ち/剣の舞/テラバースト
テラスタルをしないホウオウにグラードンから全く打点がないので崩し枠も兼ねて剣の舞電気テラバーストで採用。(個人的に推しポケなので入れたかったw)初手出し、裏からの詰め、崩し、何でもできる一般枠最強ポケモン。調整はASぶっぱ。
選出パターン
VSミライドン
グラードン@2
パオジアンがいる場合は初手にハバタクカミを投げるが、どうしてもハバタクカミを出せないときはグラードンでテラスタルをする。ミライドンには基本有利なので強気に立ち回っていく。グラードン、ミライドン対面はテラスを切ってくることが多いので炎テラスヒートスタンプを選択することが多かった。
VS黒馬バドレックス
ヘイラッシャがいるときはガチグマを中心に戦う。黒バドの構築が多様化しており、選出は取り巻きを見て決めることが多かった。対面的に晴れを通していくか、クレセリアを絡めてトリル展開で詰めるか決まった選出は無かった。
VSコライドン
グラードン+クレセリア+ガチグマまたはグラードンを選出せずにハバタクカミ+ウネルミナモでコライドンの晴れにただ乗りしていく。ただ乗り戦法の場合はスカーフを持っているコライドンには勝てないので注意。
VSザシアン
グラードン+クレセリア+ガチグマ
ザシアンに対してグラードン意外で入ると出し負けになってしまうので、グラードンで場を荒らしてからトリル展開で詰める。
VS白馬バドレックス
ガチグマ@2
トリルと宿り木どちらもきついのでガチグマでテラスをして強引に突破する。行動保障のあるパオジアンの選出率は高め。
VSホウオウ
パオジアン+ガチグマ+グラードン
パオガチグマの高火力で崩す。どうしても突破できないポケモンがいたら地割れを使う。
大会での結果と振り返り
ブロック予選では6-1、決勝トーナメントでは1-1で最終結果はベスト8でした。当たった禁止伝説は黒バド6、ミライドン1、ザシアン1、白バド1本構築で一番きつい毒菱テラパゴスとコライドンに一度も当たらなかったので運は良かったと思います。黒バド相手にグラードンで詰めるバトル展開が非常に多く、結果として突撃チョッキが刺さっていた。準々決勝で負けたのはママンボウでサイクルを回してくるタイプの黒バドだったので、パオジアンで崩しきれずにグラードンで地割れを連打することになってしまいました。
過小評価されているグラードンですが、ミライドンが多い環境ではそこそこ戦えると思いました。
オフレポ
大会中はオフレポを書くと思ってもいなかったので写真等はほとんどありません。(泣)
真皇杯は九州予選、オンライン予選に参加していましたが、なかなか思うような結果が出ていなかったため、中四国予選はかなり気合いを入れて行きました。
午前中はひたすら予選を抜けることだけに集中してしまい、ほかの参加者の方に話しかけることができませんでした。これが本当に良くなかったと今では思います。いくらバトルの準備をしていたとしてもオフの醍醐味である直接会って交流を楽しむことをしないのはもったいなかったです。
お昼ご飯は近くの鉄板焼きに行こうとしましたが、なんと2軒ともしまっていました。(とても残念)しょうがないので丸亀製麵でお昼を済ませました。
午後からはもうほんとうにいろいろな方に話しかけたり、かけられたりして楽しい時間を過ごせました。特に大尊敬するめろさんと話すことができたので大満足です。
赤ゴジラさんのヌメルゴンとカメレオンさんのコジオとのスリーショット
中四国という地方なのに遠征で来ている人もたくさんいてこの大会がいかに注目されているのか改めて感じることができ、そんな大会で少しでも爪痕が残せたことにうれしく思いました。それと同時にこれからまだまだ上を目指そうと決意しました。
最後に
真皇杯中四国予選を運営してくださったスタッフの方々、ありがとうございました。
そして、会場で話してくださった皆様ありがとうございました。またどこかのオフで会いましょう。
長々と文章力のない記事ですみませんでした。
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